バングラデシュと日本語学校:未来への架け橋New!!
バングラデシュの急成長と日本への関心 バングラデシュは、近年急速な経済成長を遂げており、その成長率はアジア地域の中でも特筆すべきものがあります。この成長を支えているのは、若くエネルギッシュな労働人口です。約1億7000万人の人口のうち、30歳以下の若者が多くを占めており、教育とスキル向上への需要が高まっています。特に、日本への移住やキャリア形成を目指すバングラデシュの若者にとって、日本語の習得は欠かせないステップとなっています。 日本は、高齢化と少子化による労働力不足に直面しており、海外からの人材受け入れがますます重要視されています。このような背景から、バングラデシュと日本の関係性はさらに深まりつつあります。 日本語学校の役割と重要性 日本語学校は、単に日本語を教えるだけでなく、日本での生活や仕事に必要な文化的知識や実務スキルを学べる場です。特に以下の点で重要な役割を果たしています。 1. 言語習得と文化理解 日本語学校では、日常会話だけでなく、ビジネスシーンで必要な敬語や表現方法も教えます。また、日本の文化や習慣を理解することで、学生たちは日本での生活にスムーズに適応できるようになります。 2. 技能実習生への支援 技能実習生制度を利用して日本で働くことを目指すバングラデシュの若者にとって、日本語学校は必要不可欠です。基礎的な言語スキルだけでなく、労働環境でのコミュニケーション能力を高めるための指導が行われます。 3. 留学生のキャリア形成 日本での高等教育を目指す留学生にも、日本語学校は重要なステップとなります。日本語能力試験(JPT等)合格を目指したカリキュラムが提供され、大学進学や就職の選択肢を広げることができます。 バングラデシュからの留学生が直面する課題 バングラデシュの学生が日本語学校に通う上で、いくつかの課題があります。 1. 費用面の負担 日本語学校の学費や生活費は、バングラデシュの物価水準から見ると大きな負担です。奨学金や支援プログラムを活用することで、これらの課題を克服することが求められます。 2. 言語習得の難しさ 日本語は、文法や文字(ひらがな、カタカナ、漢字)がバングラデシュの言語であるベンガル語と大きく異なります。そのため、学習には多くの時間と努力が必要です。 3. 文化的な違い 日本の文化やビジネスマナーは、バングラデシュの文化とは異なる部分が多く、適応には時間がかかることがあります。例えば、時間厳守や集団行動の重要性など、日本特有の価値観を学ぶ必要があります。 日本語学校とバングラデシュの連携の可能性 バングラデシュと日本語学校の間で連携を強化することにより、より多くの学生がスムーズに日本へ移行できる仕組みを作ることが可能です。例えば、以下の取り組みが考えられます。 1. オンライン学習プログラムの提供 現地で日本語を学べるオンラインコースを提供することで、渡航前に基本的な日本語スキルを習得できます。これにより、渡航後の学習負担を軽減することができます。 2. 奨学金制度の拡充 経済的に困難な学生に対して、奨学金や学費免除プログラムを提供することで、より多くの学生が日本語学校に通える環境を整えます。 3. 現地日本語学校との提携 バングラデシュ国内で日本語教育を行う学校と提携し、日本語学校への進学をスムーズにするサポート体制を構築します。 結び:バングラデシュと日本の未来をつなぐ日本語学校 バングラデシュと日本語学校は、国境を越えた学びと成長の場を提供する重要なパートナーです。日本語学校を通じて多くのバングラデシュの若者がスキルを磨き、夢を実現しています。 この取り組みは、両国の経済発展や文化交流に寄与するだけでなく、より良い未来を築くための大きな一歩です。日本語学校が果たす役割は、今後さらに重要性を増していくと確信しています。 お問い合わせ 提携のご提案やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ナラヤンガンジ校の卒業生9名が日本へ出発New!!
2024年12月22日(日)、ナラヤンガンジ校の卒業生である9名が徳島県の鳴門市へ出発しました。 バングラデシュのナラヤンガンジ市と鳴門市は姉妹都市の提携をしています。MUSUBU日本学校のナラヤンガンジ校はナラヤンガンジ市からの要請を受け開校した校舎で、日本とバングラデシュとの人材交流・文化交流の拠点として重要な役割を担っています。 卒業生の9名は技能実習生として、それぞれの受け入れ企業で実習を行います。 今後も技能実習制度等を利用して多数のバングラデシュの若者が日本へ行くことが想定されています。MUSUBU日本語学校では、彼らが活躍できるようにスタッフで力を合わせ全力で支援してまいります。
ファルク先生、日本へ出発
2024年11月7日、特定技能制度を利用して、ファルク先生がバングラデシュを出発しました。 ファルク先生はMUSUBU日本語学校で日本へ出発する予定の生徒の教育に携わっていただきました。教鞭を振るいながら自身も日本での就業を希望していたため、先生の夢を学校としても支援させて頂きました。 この出発に際して、Kaicom Dream Street Co., Ltd.に多大な支援を頂きました。 MUSUBU日本語学校には夢を追いかける生徒だけでなく、教師スタッフも大きな夢を持ったメンバーが多くいます。ファルク日本語学校を離れてしまうのは寂しいですが、MUSUBU日本語学校は全力夢支援してまいります。
当校学生が舞台演劇「さくら」で輝く演技を披露
2023年11月28日、バングラデシュのナラヤンガンジ市で行われたナラヤンガンジ市と鳴門市との友好文化式典内で舞台演劇「さくら」が上演されました。 舞台演劇「さくら」は、劇団ペリカンの座長である長坂一哲さん(ながさか いってつ)が脚本。演出指導もすべて長坂さんに実施して頂き、さらに当日はMUSUBU日本語学校のナラヤンガンジ校の生徒と共に演技をして頂きました。 演劇では日本人のさくらに対する思いやお花見等の文化も紹介する内容。演者は日本語とベンガル語で演技をするという難しい演技でしたが、皆が素晴らしい演技を披露してくれました。演技終了後は会場の拍手がなかなか鳴り止まない状況。多く観客に日本の文化を発信するだけでなく、感動と興奮を提供してくれました。 この感動的な舞台に参加した学生は、日本で活躍する長坂さんの演技指導受けられるだけでなく、共演するという貴重な経験をすることができました。この経験は日本を深く理解できる貴重な機会になりました。今後も、MUSUBU日本語学校では、学生たちが語学だけでなく、日本の文化を学び・体験できる機会を提供していきます。
ナラヤンガンジ校(Narayanganj校)第2期スタート
2023年10月3日、ナラヤンガンジ校(Narayanganj校)第2期スタートしました。 学校スタッフだけでなく、ナラヤンガンジ市の市職員等が参加し、キックオフ&交流セレモニーを開催。プログラムでは、教科書を一人ひとりに配布しました。 やる気に溢れる学生との交流に教師もスタッフも使命感を新たにしました。スタッフ一同、多くの学生の夢を全力で支援してまいります。
【特定技能】第1期生がバングラデシュを出発
2023年9月16日、特定技能制度を活用した第1期生の4人がバングラデシュを出発し、無事日本へ降り立ちました。 KaicomグループのKaicom DREAM STREET BD Co., Ltd.の研修をMUSUBUのダッカ校で行っています。彼らは約1か月間の研修を経て日本へ出発しました。 彼らの希望に溢れた表情で空港へ入っていく様子はとても感動的でした。私たちのサポートは一旦終わりますが、彼らの日本での活躍をKaicomグループで協力してサポートしていきます。
丸久株式会社 御一行がNarayanganj校をご来校
2023年9月5日、丸久株式会社の代表取締役である平石様と役員の皆様がNarayanganj校をご来校くださいました。 当日はスタッフ・教員だけでなく、生徒皆でお迎えしました。平石社長から、学生に向けて暖かいお言葉をかけていただき、生徒たちは日本の様子などに興味を持った様子でした。 ナラヤンガンジ市と鳴門市は現在、姉妹都市であり非常に友好な関係を築いておりますが、このきっかけを作ったのは平石社長をはじめとした丸久株式会社の皆さんです。今後も両市は強い絆で様々な交流を進めていくことになりますが、MUSUBU日本語学校も人材交流等で貢献してまいります。
JICA所長 市口様がNarayanganj校をご来校
2023年9月3日、バングラデシュにあるJICA(国際協力機構)の所長である市口様がNarayanganj校をご来校くださいました。 当日はスタッフ・教員だけでなく、ナラヤンガンジ市の市職員等もお手伝いを頂き、お迎えしました。市口所長から、学生に向けて暖かいお言葉をかけていただき、生徒たちは感激した様子でした。
JETRO所長 安藤様がNarayanganj校をご来校
2023年8月6日、バングラデシュにあるJETRO(日本貿易振興機構)の所長である安藤様がNarayanganj校をご来校くださいました。 当日はスタッフ・教員、学生だけでなく、ナラヤンガンジ市の市職員等もお手伝いを頂き、お迎えしました。安藤所長から、学生に向けて暖かいお言葉をかけていただきました。さらに、ベンガル語が堪能な安藤所長は学生一人ひとりと密にコミュニケーションを取って頂きました。
ナラヤンガンジ校(Narayanganj校)第1期スタート
2023年7月6日、ナラヤンガンジ校(Narayanganj校)第1期がスタートしました。 この日、制服であるポロシャツとテキスト等を一人ひとりに配布。 新たなスタートに学生だけでなく、学校スタッフも緊張した様子。やる気に溢れる学生の眼差しに感動しました。スタッフ一同、多くの学生の夢を全力で支援してまいります。